プリーツスクリーンの選び方
プリーツスクリーンの特徴や便利なポイント、選ばれている理由をご紹介します。
和紙のブラインド、和紙のスクリーンなどで探されることがありますが、正式名は「プリーツスクリーン」です。和紙調の生地を均等なプリーツを作りながら折り込み、上下に昇降できるようにしたものです。
プリーツスクリーンが初めて作られたのは、1980年の数年前。それから時を経て、日本のメーカーが、ドレープ+レースの役割を持ったツインスタイル(ダブルタイプ)を1997年に発表してから、広く使用されるようになりました。主に障子などの代わりに使われてきたプリーツスクリーンも、スクリーンや機能の充実と共に、ご自宅や店舗、宿泊施設など、色々な場所で広く使用されるようになってきました。
プリーツスクリーンの操作方法
プリーツスクリーンの操作方法は大きく分けて、2つ。
大きなサイズでも、軽々と操作が可能な「チェーンタイプ」と、操作が手軽な「コードタイプ」です。
【大きな窓でも軽々操作】チェーン操作
【手軽にコードで昇降】コード操作
「チェーンタイプ」は、メカのサイズが「コードタイプ」と比べると大きめになりますが、その分少ない力で昇降が可能です。また、大きなサイズにも対応しています。
「コードタイプ」は、「チェーンタイプ」に比べると、メカがコンパクトです。操作は、コードを引っ張って昇降する手軽な操作方法ですが、スクリーンの重量がそのままコードに負荷がかかるので、サイズの大きなもの、昇降が多い場合などは、注意が必要です。当店では、コードタイプを「小窓用」という名称で呼んでいます。
チェーン操作動画▼
コード操作動画▼
プリーツスクリーンの特徴
■「和」の雰囲気を「和紙」で最大限に演出
和の雰囲気を大事にして作られた和紙調のスクリーンは、ナチュラルな和の空間から、クールな和モダンの空間まで、「和」の窓周りには欠かせないアイテムです。
■生地感を活かしたでコーディネートを楽しむ
ファブリック系の生地を折り上げ、作られたプリーツスクリーンは、スクリーンの表情で様々な場所にコーディネートが楽しめます。時には、温もりのあるナチュラルな空間、時には、古民家やアンティークなアイテムと合わせてみても、日本人の心に寄り添うホッとした空間を演出します。
■メカがスッキリ。窓枠に納めると壁面と一体感が生まれます
スクリーンと、メカの断面がほぼ同じサイズなことから、窓枠内に取り付けると、壁面との一体感が生まれます。ダブルのタイプにしても、高さ方向にドレープとレースが重なる構造なので、窓枠内への収まりが良いアイテムです。
■独自の方法で、プライバシーを配慮しながら、外の光を取り入れる
プリーツスクリーンのツインタイプは、前後に、ドレープとレースの役割が分かれているのではなく、縦に役割が分けられています。
スクリーンの真ん中にある中間バーと呼ばれるものを上下に動かすことによって、スクリーンの配分を調整します。目線が上に集中する場合は、ドレープ機能を上の位置にすると、下のレース部分から外の光を取り入れられます。
プライバシーを配慮しながら、スタイリッシュに外の光を調整できます。
※通常の仕様は、ドレープ側が下になっています。ドレープを上にしたい場合は、ご注文時に、「上下反転仕様」をお選びください。
プリーツスクリーンの使われている場所
■定番の和室
和室は、垂直や水平が大事にされた空間が多いですが、折り目正しいプリーツスクリーンは、障子や襖などに代わって、和室を彩るアイテムの一つになっています。窓の開口部が大きく取れるのも、魅力です。
■人気の畳コーナーも定番です
洋室が多くなった現代の間取りですが、和の空間は何かと便利で、畳コーナーという新しい形で、今も人気があります。リビングの一角などに作られることも多くなっています。
和の雰囲気を強く押し出しすぎず、リビング全体と窓周りをまとめたい時には、ファブリック調のスクリーンがオススメです。
■和モダン・アンティークのある空間
古民家のリノベーションなど、昔からある「和」の風合いも、現在の流行を受けながら、「和モダン」へと変遷を辿りながら人気があります。
どこかレトロな雰囲気をもつプリーツスクリーンは、アンティークやヴィンテージ感のある雰囲気のインテリアにもマッチします。
■独特な温もりを寝室にも
遮光の品揃えのあるプリーツスクリーンは、寝室にも使用されています。
同じ生地でバーチカルブラインドやロールスクリーンでの製作も可能なので、形を変えて同じでの生地で作ることも、もはや定番のコーディネートです。
大きな掃出し窓は、バーチカルブラインド。同じ空間のスリット窓などはプリーツスクリーンの組み合わせは、空間を広々と奥行きを感じることができ、スッキリとしたコーディネートで、オススメです。
プリーツスクリーン 人気のカラー
プリーツスクリーンは、人気のカラー(ご注文いただく数量の多いカラー)をまとめました。
和紙調のプリーツスクリーンでの人気カラーは、こちらの3色でした。
選ばれている理由は、雰囲気に合わせてのコーディネートはもちろんですが、畳の色に合わせて選ばれていることが多かったようです。最近の畳は縁のない、琉球畳などが人気で、琉球畳はカラーバリエーションが豊富です。その琉球畳に合わせたカラーが上位を占めています。人気の琉球畳のカラーと同じ展開なのも興味深い結果です。
ファブリック調の人気アイテムはこちらが上位3色。畳などのコーディネートはもちろん、洋室の畳コーナーなどでも使用も多いので、リビング全体でコーディネートされていることが多く感じられます。リビングのカーテンや、バーチカルブラインドなどとコーディネートすることも多いので、和紙に比べると、定番のカラーが上位を占めている印象です。
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